調査レビュー

Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod、日本では5,490円。「735」の名で探すと別モデルに当たる

探すべき型番はA2667。日本公式ストアでは5,490円(税込)で、3口同時の出力は40W+12W+12Wまで下がる。名前だけの検索は別モデルに当たる。

白背景の黒いAnker PowerPort III 3-Port 65W Podを斜めから見た商品写真。USB-C2口とUSB-A1口が並ぶポート面と、開いた状態のプラグが見える

商品画像はブランド提供

このガイドでは
短い結論

同じA2667という一つのハードが、海を渡ると名前を変える。米国の公式ストアでは「Anker 735 Charger (Nano II 65W)」、日本の公式オンラインストアでは「Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod」。ポート構成も公表された出力配分も同一で、違うのは呼び名と価格の建て方だ。

日本ストアで「735」と入力して比較表に現れるのは、PowerIQ 4.0を積む別モデル「Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)」(7,990円、在庫切れ)のほうだ。本機はその隣の列にいる。ブラック(A2667N12)とホワイト(A2667N21)の2色が5,490円(税込)で在庫あり(2026-10-27表示)。パッケージは本体と取扱説明書のみで、ケーブルは別買いだ。

私たちの結論

3口まとめと携帯性で効く5,490円。ただし65Wは1口の数字で、3口同時は40W+12W+12W。名前はPowerPort III、型番はA2667。その2点を見てから買う。

向いている人
USB-C給電ノートPC+スマホ+小物をアダプタ1個にまとめたい人。出張で充電器の数を減らしたい人。
見送りたい条件
3口同時で40W超の給電が要る人。USB-A2口が要る人。GaNPrime版「735」を探している人。

検討する理由

  • USB-C×2とUSB-A×1の3口で、Type-CとUSB-Aが混在する機器構成を1個にまとめられる
  • 出力配分(単体65W/USB-C2口45W+20W/3口40W+12W+12W)が公表値として明記され、購入前に照合できる
  • 約38×29×66mm・約130gで、一般的な60W以上の充電器より約55%小さいとAnkerが説明する。プラグは折りたたみ式

妥協点

  • 3口目を挿した瞬間、USB-C1口の上限が40Wまで下がる
  • ケーブルは付属せず、USB-Aは1口のみ。機器側のケーブル本数を先に数える必要がある
  • 同店には別モデル「735 Charger (GaNPrime 65W)」(7,990円・在庫切れ)と1口の「Nano II 65W」(4,490円)が並び、米国名のどちらの部分で探しても取り違えうる

確認できていないこと: 出力配分・寸法・重量はすべて公表値の引用で、実測はしていない。発熱や長時間の持続出力、複数機器での交渉結果は未検証。PSEは2026-10-27時点で日本の公式ページ・仕様欄・取扱説明書には記載がなく、Amazon.co.jpの出品タイトル(AnkerDirect)に「PSE技術基準適合」とある。実機の刻印は見ていない。2色の在庫は当日の表示どおりだが、入荷変動はありうる。

このガイドのもの

商品を詳しく見て、誰に合うか、買う前に何を確認するかをまとめました。

Anker 735 Charger · Nano II 65W A2667
配分表と照合できた人の5,490円

735 Charger · Nano II 65W A2667

3口の出力配分が公表値として示され、自分の機器構成とはめ込んでから判断できる。単体65WはUSB-C給電のノートPCに届き、約130gでプラグも折りたためるので、出張の荷物になりにくい。

買う前に: 3口同時は40W+12W+12W。ケーブルは別売りで、USB-Aは1口のみ。

価格確認 2026年10月27日。販売価格は変わることがあります。

「735」で検索すると、日本では別の充電器が出てくる

米国ページの製品名はAnker 735 Charger (Nano II 65W)、型番A2667。日本ページは同じ型番をAnker PowerPort III 3-Port 65W Podとして売る。説明文も仕様表も一致し、USB PD対応65W、ポートはUSB-C×2とUSB-A×1の3口だ。

取り違えの材料は同じ店に並ぶ。比較表の735 Charger (GaNPrime 65W)(型番A2668)は7,990円・在庫切れで、PowerIQ 4.0対応、約66×38×29mm、約132gと数値が違う別物だ。名前だけで選ぶと、在庫のない高価な側をクリックすることになる。米国名の後半「Nano II 65W」で探しても外れる。日本でその名を持つのはUSB-C1口だけの別製品(型番A2663、4,490円)で、これも同じ比較表に並ぶ。

65Wは1口の数字で、3口目が効いた瞬間に40W

公表された配分はこうだ。USB-Cのどちらか1口なら最大65W。USB-C2口なら45W+20W。USB-C(上部)とUSB-Aの2口なら40W+22.5W、USB-C(下部)とUSB-Aなら12W+12W。3口すべてなら40W+12W+12W。いずれも日本ページの仕様と説明文に明記された値で、推測の余地はない。

3口の行を自分の機器構成に当てはめてから買う。ノートPCを繋ぎっぱなしにするなら、40Wがその機種の必要電力を上回るかを先に確かめる。閉じた状態での回復充電と負荷の高い作業中では、求める電力が違う。ページ自身もおすすめのデバイスにノートPCを載せる。

約130gの折りたたみプラグ。安全規格の記載はIEC 62368-1

サイズは約38×29×66mm、重さ約130gで、プラグは折りたたみ式。一般的な60W以上の充電器より約55%小さいというのがページの説明で、Anker GaN II(2世代目)とPowerIQ 3.0 (Gen2) を搭載し、Qualcomm Quick Chargeなどの規格にも対応する。

入力は100-240V・50-60Hzで、日本の100Vコンセントにそのまま挿せる。安全規格は国際規格IEC 62368-1への準拠が記載されている。PSEの表記は2026-10-27時点で日本の公式ページ・仕様欄・取扱説明書からは読み取れず、Amazon.co.jpの出品ページ(出品者AnkerDirect)の見出しに「PSE技術基準適合」とある。実機の刻印は確認していない。保証は18か月で、Ankerでの会員登録が6か月を追加する。4,000円以上の注文は配送料が無料になる。

買い物の順番は、型番、配分表、ケーブル

合う構成は、USB-C給電のノートPCとスマホ、小物の3台を1個にまとめたい場合だ。手持ちのケーブルがType-CとUSB-Aに分かれていても両方の口があるので、機器側の買い直しが少なくて済む。

見送りどころも明確だ。3口同時でノートPCに40W超を常時送る用途、USB-Aを2口使いたい用途、そしてGaNPrime版の「735」を意図して探している人は対象外。ケーブルは付属しないので、長さを含めた手持ちの本数も数えておく。

この記事の作り方

以下の商品ページと販売情報をもとに構成しています。独自のテスト結果や測定値ではありません。仕様と価格は変わるため、正確な型番、現在の価格、配送、返品は元のページでご確認ください。

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