調査レビュー

Apple EarPods(USB-C)、日本では2,980円。充電もペアリングも要らない有線イヤホン

Apple Storeで2,980円(税込)、送料無料・14日間返品。バッテリーもBluetoothもノイズキャンセリングもない、USB-CのApple製品に挿すだけの有線イヤホンです。選ぶべきは音よりコネクタです。

白いEarPods(USB-C)の左右のイヤホンとUSB-Cコネクタ、白背景

商品画像はブランド提供

このガイドでは
短い結論

有線イヤホンは、あえて選ぶものになりました。Apple StoreのEarPodsは、USB-C版と3.5mmヘッドフォンプラグ版がどちらも2,980円(税込)。価格は同じでも相手の機器には挿さらないので、実際に決めるのは音ではなくコネクタです。

USB-C版の互換性リストは、USB-C搭載のMac(macOS Monterey 12.6以降)、iPad(iPadOS 16.4以降)、iPhone(iOS 17以降)。これから買う機器もUSB-Cだろうという小さな賭けで、3.5mmの機器にも使いたくなったら1,480円のUSB-C - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタがあります。

私たちの結論

USB-Cの機器用の予備として2,980円なら筋が通ります。ただし耳をふさがない開放型で、遮音もノイズキャンセリングもないことを承知のうえで。

向いている人
通話やポッドキャスト用にケーブル1本をかばんに入れておきたい人、何も充電したくない人、有線の低遅延を好む人。
見送りたい条件
電車や飛行機で静けさが欲しい人、耳を密閉するタイプが好みの人、手持ちの機器でコネクタがそろっていない人。

検討する理由

  • 充電もペアリングも不要で、挿した瞬間から使える。
  • リモートで音量調節、音楽やビデオの再生操作、電話の応答と終了ができる。
  • 開放型なので周りの音が聞こえ、散歩や共有オフィスに向く。

妥協点

  • ノイズキャンセリングも密閉もなく、騒がしい場所では音量を上げることになる。
  • USB-C版と3.5mmヘッドフォンプラグ版は同じ2,980円で、互いの機器には挿さらない。
  • 「汗や水から保護」とあるが、IP等級は公表されていない。

確認できていないこと: 試聴や周波数特性の測定はしておらず、ケーブルやコネクタの耐久性も確認していません。Appleの互換性リストに載っているのはUSB-C搭載のMac、iPad、iPhoneだけで、他社のUSB-C機器での動作は未確認です。

このガイドのもの

商品を詳しく見て、誰に合うか、買う前に何を確認するかをまとめました。

Apple EarPods (USB-C)
かばんに入れておくUSB-Cの1本

EarPods (USB-C)

2,980円で充電もBluetoothも不要。挿せばすぐ通話とポッドキャストに使えます。

買う前に: 遮音もノイズキャンセリングもありません。USB-CのApple製品向けです。

価格確認 2026年10月22日。販売価格は変わることがあります。

同じイヤホン、互換性のないコネクタ

Apple StoreにはEarPodsのUSB-C版(MYQY3FE/A)と3.5mmヘッドフォンプラグ版があり、どちらも2,980円です。古いiPhoneと新しいiPhoneが同居する家庭や、イヤホンジャックのあるノートPCとジャックのないスマートフォンを使う人は、引き出しの中では見分けのつかない製品を2つ買うことになります。Lightning端子のiPhoneには、USB-C版はそのままでは挿さりません。

1つで2種類の端子をまかなういちばん安い方法は、1,480円のUSB-C - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタです。そのかわり、小さなアダプタを持ち歩くことになります。

開放型は欠点ではなく設計の立ち位置

AppleはEarPodsの形を、丸いイヤーバッドではなく耳の形状にもとづいたものと説明しています。製品ページには、密閉や遮音、ノイズキャンセリングをうたう記述はありません。挙げられているのは深く豊かな低音、再生の操作、電話の応答です。

装着感について、Appleは「より多くの人にとって、ほかのイヤーバッド式ヘッドフォンよりも快適に感じられるでしょう」と説明していますが、これはメーカーの見立てです。密閉や遮音をうたっていない以上、電車の走行音をさえぎることは期待できず、ページが示す手段はリモートでの音量調節だけです。机で通話する、街を歩く、という使い方なら十分で、通勤の騒音を消したい人にはどの価格でも合わない形です。

バッテリーがないことの長所

箱に入っているのはEarPods本体だけで、ケースも充電ケーブルもありません。ペアリングの手順もファームウェアもなく、数百回の充放電で劣化するバッテリーもありません。ワイヤレスイヤホンが最後に使えなくなる原因は、どれだけ丁寧に扱っても、たいていそのバッテリーです。

だから、普段はワイヤレスを使う人にとっても、2,980円の有線は長く持てる予備になります。ワイヤレスが通話の途中で切れたり、会議の前に電池切れになったりしても、かばんのケーブルにその心配はありません。代わりに弱点になるのはケーブルそのもので、いずれはコネクタの根元がほつれます。その寿命についてAppleは何も公表していません。

「汗や水から保護」と、見送る条件

製品のポイントには「汗や水から保護」とありますが、IP等級は記載されていません。運動向けに売られる製品のように数字で判断できないので、日常使いでの安心材料と受け取り、雨の中のランニングまで保証するものとは考えないほうが無難です。

静けさが目的なら見送りです。開放型のイヤホンでは静かな通勤は手に入りません。手持ちの機器でコネクタがそろっていない場合も同じで、違う版を買うのがこの2,980円をいちばん無駄にする方法です。注文の前に、実際に使う機器すべての端子を確かめてください。

この記事の作り方

以下の商品ページと販売情報をもとに構成しています。独自のテスト結果や測定値ではありません。仕様と価格は変わるため、正確な型番、現在の価格、配送、返品は元のページでご確認ください。

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